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高森明勅
2010.6.23 12:58

女性週刊誌デビュー?

『女性自身』7月6・13日合併号に雅子妃殿下と敬宮殿下関係の特集。

6人の「識者」が提言をしている中に何故か私も混ざってしまった。

冒頭は小林よしのりさん。

いつも感心するのは、私なんかがとてもここまで言えないとか、こんなこと言えないと思うことを平気でズバリと仰ってしまうこと。

だからそれに反発したり、批判的になったりする人も出てくるのは、ある意味では当たり前とも言える。

でもそんな人たちも等しく、この人はただ者ではないと思っているはず。

今回のタイトルは「今の不登校問題は天皇即位への試金石なのです」

凄いね。

他には香山リカ、友納尚子、高橋紘、渡辺みどり等の諸氏。

ハッキリ言って首をかしげるような内容もある。

私の場合、編集部がつけたタイトルは「ご病体の妃殿下が今、祭祀する必要はありません!」

中から少し紹介させて頂く。

「祭祀はとても大切なものですが、その主役はあくまで天皇や皇太子であって、皇后や皇太子妃は、それに次ぐお立場です」

「祭祀へのご復帰は“入口”ではなく、それが重要であればこそ“出口”とお考えいただいたほうがいい」

これまで『日経ウーマン』などのインタビューを受けたことはあっても、王道(?)

の女性週刊誌に登場するのは初めてかも。

などと思っていると、娘が嫌なことを言う。

これだったらご近所のオバサンたちの目にも止まるかも」

クラバラクラバラ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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